M84FS

【ハンドガン実測データ】

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－ WA ： M84FS タクティクス－
完全箱出しノーマル状態
射撃位置	： 5m
銃口から的までの距離	：約4.3m
射撃場所	：室内（無風）
気温	：約25℃
射撃姿勢	：立射
射撃方法	：レスト射撃
一枚の的には5発撃ち込む

使用弾：エクセル弾0.25g

100発撃った平均グルーピング： 3.9cm
1	4.9cm	2001年7月30日
2	2.6cm
3	3.7cm
4	3.5cm
5	5.3cm	2001年7月31日
6	3.9cm
7	4.4cm
8	4.0cm
9	3.7cm	2001年8月1日
10	4.1cm
11	4.0cm
12	5.6cm
13	2.5cm	2001年8月4日
14	2.0cm
15	3.7cm
16	4.4cm
17	3.3cm	2001年8月4日
18	3.5cm
19	5.8cm
20	3.4cm

10発撃った平均初速： 63.7m/s
1	62.4m/s	2001年8月4日
2	64.7m/s
3	64.8m/s
4	63.8m/s
5	64.6m/s
6	64.3m/s
7	62.8m/s
8	63.1m/s
9	63.5m/s
10	62.8m/s

使用弾：トイテック真球弾0.2g

100発撃った平均グルーピング： 5.0cm
1	7.6cm	2001年8月4日
2	5.4cm
3	4.5cm
4	4.2cm
5	4.0cm	2001年8月4日
6	8.5cm
7	4.7cm
8	7.0cm
9	4.5cm	2001年8月4日
10	5.1cm
11	3.3cm
12	5.6cm
13	3.2cm	2001年8月4日
14	5.6cm
15	3.0cm
16	4.7cm
17	5.2cm	2001年8月4日
18	2.6cm
19	4.8cm
20	7.0cm

10発撃った平均初速： 68.2m/s
1	69.4m/s	2001年8月4日
2	70.4m/s
3	68.5m/s
4	68.3m/s
5	68.4m/s
6	67.1m/s
7	68.6m/s
8	67.5m/s
9	67.1m/s
10	66.9m/s

～感想～

（あくまでも私の主観的意見なので、参考程度に読み流して下さい）

～ＷＡ：Ｍ８４ＦＳタクティクス～

さて、この銃の気に入った点は、

・握りやすいグリップ
・軽いトリガープル
・コンパクトなボディ

気になった点は

・命中精度がいまひとつ
・マガジンへのガス注入がかなりイライラする
・「 N・L・S 」マガジンじゃない
・二発給弾＆給弾不良（とりわけエクセル弾使用時に多く見られた）

普通なら、ズッシリ重くて、キックバックが強い方が「リアル」だということで好みの対象になると思いますが、
私の好みはこれとまったく逆だったりします。
この辺りの理由についてはガンノート（雑記）にて詳しく書きますが、
実銃の世界においても、一部の専門的競技銃や狙撃用ライフル等を除いては、
いかに重量を軽くしてキックバックを弱くし、コントロールしやすく、撃ちやすく、
携帯しやすくするかを追求しています。
私もこれと意を同じくしております。

単刀直入に言うと撃ちやすくて良く当たる銃が私の好みだということです。

「ＷＡ：Ｍ８４ＦＳタクティクス」です。

正直あんまり書くことがないです。（結局かなりいろいろ書くことになりましたが・・・）
フォルムはカッコイイんですけどねぇ。
まず命中精度があんまり良くないです。
状況としては縦にバラけていました。
初速は結構安定しているのですが・・・
まぁ、このボディサイズのバレル長ですので、
命中精度を追求するモデルではないのは重々承知しなければならないのでしょうけれども・・・
しかし、マルイのグロック２６はあのコンパクトなボディサイズで、
良好な命中精度を持っていたので一概にバレル長のせいにするわけにもいかないと思います。

また、気になった点でも書きましたが、
マガジンへのガス注入には、結構ストレスたまりました。
キチンと気を使って入れてやらないと、なかなかうまく入らない。
それの一つの要因として、マグバンパーがあると思います。
まず、正しい注入角度が分かりにくい。
そして、すぐ逆流する。

ハイキャパ系機種にもマグバンパーはついてますが、
ハイキャパではそれほどストレスに感じることはなかったので、
このモデル特有の問題だと思います。
数多く撃つ測定時において、これらはかなりイライラします。
射撃にも悪影響を与えるファクターとなりかねないので重要です。

さらに二発給弾発射と給弾不良。
エクセル弾使用時、頻繁にこの現象が起きて、結局何度も測定し直しました。
これもかなりイライラしました。
そこでトイテック使用時には、意図的に装弾数を１０発にして行いました。
これによりこの現象は軽減されました。

と、まぁかなり辛口になってしまいましたが、
カッコよくてコンパクトなボディ、
日本人の手にも馴染みやすいグリップで引きやすいトリガー、
と、良い部分が多くあるだけに、実に残念でありました。
ブローバックはいつも通りキビキビ動くんですがねぇ・・・

やはり私個人の心情としては、エアガンはとにかく撃ってナンボの人なので、
ついつい辛口になってしまいます。

これに関しては人それぞれ線引きが違うところでもあるので、その辺は御了承願います。
総論として、私個人の主観的感想としては、
ガス注入でイライラ、二発発射＆給弾不良でイライラ、おまけに命中精度でうーん・・・
ということで、射撃の爽快感はあまりない銃でした。

でもやっぱりカタチはめちゃカッチョｅです。

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