【 アホンダラ達の空 】

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『 大陸横断レース・2ndステージ 』

スロットルを全開に叩き込み、エンジンのパワーを最大に引き揚げる、
機体が激しく振動し、油温計の針が目一杯まで跳ね上がる。

ともすればコントロールを失いそうになるが、気力と根性でスティックを押さえつけ、
繊細なペダルワークで何とか真っ直ぐに機を保つ。

Bクラスをなんとか脱出したばかりの俺・・・・
Aクラス、Sクラス揃いの今回のレースで優勝とまでは行かずとも、
何とか上位10位までに食い込めれば、この先チームは安泰なのだ・・・
此処で順位を少しでも稼がねば、徹夜で機体を調整してくれたチームメイトに合わす顔が無い。

突然速度が落ち始める、どうやら無理が祟ったらしい・・・
油圧が下がり始める・・・・最悪の状況だ、カウリングの辺りから白煙が上がり始める!

サービスポイントまでは後僅か・・・滑走路が見えてきている、
規定のループは無理だ、減点となるが仕方ない。

ラジオのスイッチを入れチームに状況を伝える・・・
今頃メカニックが大慌てで準備しているだろう。

さァ、タッチダウンだ、折角此処まで持ったんだ、慎重に降ろそう、
今日のレースは此処まで、今夜は徹夜で修理に掛からねば・・・
なに、明日には挽回できるさ。

END

今回のネタはまたしてもジービーレーサーです・・・・

ジービーR-1
前回と違うのは、此方は中級クラスのキット、細部まで再現されて居り、骨が折れました。


550hp P&W WASP JR ENGINE
550馬力のワスプジュニアエンジンまでもが再現されており、なかなかの迫力(w
しかしながらシリンダヘッド側は当然の如くカウルに隠れるので、ご披露できません(悲

作業状況
ワイアーは木綿糸に着色、其の後瞬着を上塗りして硬化させました。







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